染色方法による分類泥染大島
伝統的なテーチ木泥染法で染色した糸によって繊られた高郷な大島。
泥染ならではの渋い光沢としなやかさをもち、黒地に薄茶がかった白餅で柄模様を表わしています。
新都分を抜染して部分的に他の色を摺り込んで多彩にしたものもあります。泥染の原料になる泥印は奄美大島特有である上、
最近自然のよさが見直されてきたこともあって、一時少なくなっていた泥染が、ここ数年特に高級品では年々その割合が多くなっています。
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泥藍大島
昭和九年頃開発されたもので、植物藍で先染した糸を、織縮加工の絣筵とし、これをテーチ木泥染法により染色したもの。
地色が泥染特有の渋い黒地になり、絣部分は藍色で表現されています。これも絣の一部を抜染して他の色を摺り込んだものがあります。
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色大島
昭和三十一年頃開発されたもの。化学染料を使って地色、絣模様共に自由に流行色を配色できるようになりましたので、
大島の特色であった泥染や泥藍のものが一時売れなくなり、十年位前には奄美大島でも色大島が2/3以上を占めていました。
その後また徐々に天然のものが見直されてきて、現在では色大島がたいへん少なくなりました。
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藍大島
昭和八年頃に鹿児島側を主産地として登場した植物藍のみで染色した大島です。
濃紺の地色に絣模様は浅葱色(水色)で表わした濃淡使いですが、現在ではあまり生産されていません。
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糸の使い方による分類
大島紬の特徴は柄を構成している精密な絣(かすり)です。
すべての糸が絣糸ではなく、地糸(じいと)という絣のない一色の糸と絣糸を等間隔に使用しています。
絣糸を2本ずつ使用しているものを一元(ひともと)と言い、1本のものをカタスといいます。絣糸は色々な工程を必要とする為コストが高くなります。
一般的には縦緯の絣糸の割合が多いほど高級品となります。大島紬では絣糸の密度を表わす単位にマルキという用語を使っています。
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七マルキ一元(50%絣糸) 絣糸二本に地糸二本 (ふつうの絣)

五マルキ一元(40%絣糸) 絣糸二本に地糸三本 (少し荒くなる)

九マルキ一元(67%絣糸) 絣糸二本に地糸一本 (非常に細かい)

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最近…カタスの絣糸一に地糸二のものも九マルキといっていますが、正確ではありません。
九マルキ式とも呼ばれています (33%絣糸) |